第53回全展

 

中澤 弌仁

「曙」

 

 雪国の晩冬であろうか、残り雪が田の畔をあらわにし、畑野や山肌は斑となり、常緑樹林の彼方の空は晴れわたり、遠山は旭光を浴びて色づいている。冷気の冴えが清澄な気を呼ぶ、奥行き豊かな作品とした。(中)