第97回二科展
甲津 久生
「鬩ぎ合う感情の中で」
きわめて心象性の濃い抽象作品。色や線や筆致のリズム等によって心象を語るのだが、昨年の「不安定な日々」といい、今作のせめぎ合いといい、安穏な日々には遠い。それは現代人に通底する思いだ。(中野)