第52回主体展

 

賀川 忠

「千曲上流」

 

 行く川の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず、形とどめぬ川の流れと向き合って半世紀、すでに川は画家の血肉となり、人生でもある。釜無川から今作は千曲川。光を孕んだ彩調と鋭角性が鮮烈に冴える。(中)