第77回自由美術展

 

廣部 喜一

「根の形象・南」

 

 豪奢な彩りの中で老婆が一瞬とまどった表情を見せている。いや、何か小声で耳打ちをしようとするのか。いずれにせよ、溢れる情報、めまぐるしい時の流れの中で、自分が自分であるために―。(中)