第78回自由美術展

 

廣部 喜一

「根の形象―風土―1」

 

 きらびやかな世相とあふれる情報に埋もれながら、悲し気な眼で合掌する顔が観者の心にグサリと刺さる。何事も忘却の彼方に追いやってしまってよいのか、ここにも時代・世相への画家の悲と怒が。(中)