第49回創展

会員努力賞

田中 禮子

「漂泊の民」

 

 生きるということの根源を問う作画精神が今作にも息づいている。そこには人間の原始の叡知が描かれる。鶏を抱く少女がその象徴として手前に、幼子を背負う母親、老婆に供する家族、若者も。生命の大河である。(篠原)