第66回立軌展

 

三浦 智子

「古に悠う―凍れる沼―」

 

 裂け目のような黒々とした溝2本が鋭角形と矩形をつくり、影のように薄の穂がゆれ、月がのぞく。色調もほぼモノトーンのシンプルさだが、心静まり、懐しい思いが浮上してくる深味がある。(中)