第91回新構造展

全日本美術新聞社賞

荒木 千賀子

「佇 む」

 

 人里離れた寺に安置されている素朴な阿弥陀仏。灯明も供花も絶えることなく世代を超えて続いているのだろう。純朴な村人たちの、仏像に対する親味な信仰心に、人間の純な真心を画家は尊いことと筆にこめたのだ。(中)