第100回記念光風会展

 

長井 功

「雪の朝―わだち―」

 雪の降り積もった雑木林の中をくっきりと轍が印され、奥へと消えている。人影もなく、常緑樹の幹は黒々と、射し込む朝陽に映える雪の白と対比をなして、静謐感を高め、ゆるやかな緊張感が心地良い。(中)