第45回記念近代日本美術協会展
八坂 素意
「夏木立」
ここしばらく落葉樹の林立に季節感を描いてきた作者。今作は三本のみをクローズアップし、樹皮に視点を置いて遠方を望む構成。樹皮の細密描写が深い緑を誘い、残雪の山容を遠のかせる。しみじみと見入る画面だ。(篠原)