第70回記念女流画家協会展

 

塩川 慧子

「時を探す―彷徨―」

 

 不思議な感覚におそわれる絵だ。まるで赤いカーテンが開き、サアお芝居の始まり…なのか。空の円盤月、緑の海原に伸びる髪、階段、影人間に刻印された家並…清明なシュールに今日の空虚を観るのか。(中)