第68回一線美術会展

上野山清貢賞

高橋 恭子

「駒ケ根の朝」

 

 素直な描写の心地良い風景だが、それだけの工夫と仕掛けはしっかりしている。畑野から中景の丘へ続く緑の濃淡、紫、青、白と連なる山の横に、踏切りや電柱の縦の構成、黄と赤の点綴、朝の大気が肺腑に沁みる。(中)