第92回国展

 

加藤 茂外次

「亜紋の神殿」

 

 崖上に天を衝くようにそびえ建つ神殿。若い女性(女神)の頭を飾る角つのは亜紋羊の角であり、両掌で育てる亜紋樹の花か。人は自然と共生を願って神に祈る。その荘厳な行為と歩みを凝縮し、古典的格調に謳う。(中)