第62回二元展
斎藤 史郎
「断 崖」
初冬の津軽で訪れた断崖。曇天の下、日本海は足下に迫り、波を縫って小舟がいく。削り落としたようなモノトーンの世界は、画家の心をいたく揺さぶるのだ。厳しい自然に生きる人々の営みが胸中に思い描かれる。(中)