第63回二元展
斎藤 史郎
「海辺の破れ屋」
津軽・五能地方で出くわした景。海べたの壊れかけた作業小屋であろうか。曇天の下、海も大地も暗い。何もない。色調は暗く重く、迷い鳥も枯木一本もない無愛想さ。だからこそ感じる安心と懐かしさ、味の深さ。(中)