第99回朱葉会展

 

小林 康子

「一炊の夢」

 

 題意は、人生の栄華のはかないこと。人は誰でも夢を見る。がその夢はおよそ儚い望みであることも知っている。ざわざわとゆらめき、つかみきれることもなく、迷妄のなかをさまよう。そんな胸中をのぞかせる夢幻性。(中)