第98回白日会展

 

斎藤 秀夫

「薔薇の絵の前で」

 

 清楚な淡青の衣装でバラの絵の前に立つ女性。額絵の赤いバラの生気ある香りがそのまま彼女の心と重なって、シンプルの中に気品が香る。それは壁やマットの重厚で深々とした彩調が、いっそう際立たせていよう。(中)