感動した『物』を常に熱き心で描く
…ル・サロン展銀賞受賞記念…
木村睦郎洋画展
● 7月20日〜23日
● ホテルレイクアルスター
アルザ泉大津 KWS美術画廊
白亜美術協会委員の木村睦郎氏が2020年ル・サロン展に於いて銀賞を受賞、その受賞記念として泉大津駅に接するホテルレイクアルスター内のアルザ泉大津
KWS 美術画廊で木村睦郎洋画展が開催される。
実は、この画廊は2017年より木村氏の常設画廊となっており、昨年の銀賞受賞の快挙に記念展開催を薦めたのは国際美術評論家選考委員会A.M.S.Cスペイン本部のアルファンソ・ゴンザレス=
カレーロ氏と聞く。コロナ禍で来日できない旨の無念さの中、A.M.S.C から木村氏の作品講評のDVDが今展の後援の証書と共に送られて来た。あまり、公にしていないが木村氏は2014年にも「夜明けのソレント」がル・サロンで銅賞を受賞しており、その頃より随分と注目されていたと思われる。紹介の「夕映え」もル・サロン入選作とお聞きしている。この一連の作品は、2010年のアドリア海〜エーゲ海のクルーズ船の旅と2011年の南イタリアの旅から生まれているが、純粋に自然に感動し、その感動に近づきたい欲求が木村氏の潜在力を引き出し、新たな表現力を芽生えさせたのかもしれない。
木村睦郎は昭和11年1月、熊本県の生まれ。工業高校で染織科を卒業し、大阪の企業に就職。色出しの開発も手がけている。が、色彩の興味が絵画の世界へ導いたのかもしれない。猛勉強の後、昭和40年新世紀美術展へ初出品。以降連続出品し、14年後に白亜美術協会設立の創立会員として参加している。一方、本来好きだった歌の世界にも若くして進み、現役の歌手でもある。また奥様が日本舞踊の若松流家元で、木村氏も名取り若松登寿を襲名している。最近作の、奥様をモデルとした、日本画風の簡潔な油彩描写の「舞」も好評だ。本展を契機に更なる画境への進展を祈念したい。(松)
