遠藤彰子 展
「つくるたのしみ」


● 10月10日〜16日
● ギャラリームサシ銀座

 多点視点で螺旋階段をイメージする空間構造の画面構築の超大作で新たな絵画領域を生み出したエネルギッシュな作家、遠藤彰子さんの別の一面を開陳する小品展。その小品展に置かれてあった小画集「画布から離れて」と題したそれは、今出品作品を網羅(一部硝子ケースなど非売は除く)したもので、粘土や流木を組み合わせた造形物に、油彩、岩彩で少女や小動物を描き着色した作品、流木に粘土造形作品などであった。『大作の制作で興奮した心を落ち着かせ、眠る前の安らかなひと時を過ごすために必要なルーティーンワーク』と遠藤さんは言う。好きな動物が猫ということも良く分かる。その中、筆者のお気に入り2点を挙げた。少女と猫の2ショット、巨大魚の周りで泳ぐシチュエーションの面白さ。癒しの空間だった。(松)

 

 

少女と猫 2021〈18.0×15.9×15.8〉

魚と遊ぶ II 2022 〈16.5×38.0×2.3〉