第78回二紀展
遠藤 彰子
「ささやくか炎」
紅蓮の炎が大画面に燃えしきる。下方には子を抱きかかえて難から逃れる群集、ばかりか火災の中にも周囲にも人々がうめ尽くす。黒い太陽を背に祈る女神は果たして救済できるのか。怒りと悲しみが満ちる。(中)