第68回一陽展

 

田中 正秋

「手筒花火」

 両腕で大筒を抱えて花火を打ちあげる。打手は勇気と度胸がなければ務まらない。空から降りおりてくる火の粉が、夜空を明るく照らしながら空中に浮かび、奥行きのある空間をつくる。その様を的確に捉えた。(中)