第51回大調和展

竹内 治源

「奥日光」

 

 浅春のころか、山並は霞み、空は薄雲を刷いて、それらを映す湖面を凪いで静かな佇いだ。木々は芽生きを迎えつつあり、湖中に張り出した州の先端に立つ2本の木の孤影が静かに詩情をたたえている。 (中野)