第69回水彩連盟展

 

上尾 忠生

「樹精・ソスペル」

 

 古い石橋の橋柱を中心に樹林を配してほぼ完形の左右相称。樹幹を垂直の表象として橋の水平と交響させ、樹精がほとばしって空を真紅に染め、大きな二つの樹影は聖堂のようだ。リズム感の中に聖性がある。