第33回写実画壇展

 

菅原 敏夫

「残 留」

 

 多くの運搬船が繋留されている、その船だまりを真摯に描いた作だが老朽化した舩たちの過去の栄光を静かに見守るような哀愁の震えがある。

落日に傾く光の気怠さが心地よい響きとなって伝わってくる。(松)