第34回写実画壇展

 

大杉 英郎

「終電車(II)」

 気になる作品のひとつ。

作家の住まいの近くであろう。

高架の上を一時の騒めきを響かせて走りゆく終電が過ぎると、ひっそり寂しく街頭に照らされた風情が残る。

うら悲しく懐かしい夜色の雰囲気がいい。(松)