第57回新世紀展

 

大杉 英郎

「雨の終電車」

 

 降りしきる雨、街のイルミネーションがにじむ中、闇を斬り裂いて終電車が行く。それはすべての感傷をふりすてて光の矢の如く。にじんだような色調の明暗と、点綴する多彩な色合いが感情の明滅のように。(中野)