第61回新世紀展

 

向芝 節男

「波 紋」

 

 細分割された色面で微妙な光彩をコントロールする独特な点描である。今回は地下水の噴出する池の波紋越しの水面、水中の実存感を見事に紡ぎだした。静謐な時の流れと池を渡る爽やかな風を感じる。(松)