第64回二紀展

 

市川 京子

「待つ刻(植物誌・

メディニラ・マグニフィカ I )」

  

 何やらむずかしい花名だが、その花影に二人の乙女が佇む。逞しい生命力を発揮する葉や花に対し、乙女はいかにも儚げだ。花からこぼれ落ちた妖精であろうか。