第53回全展

 

柴田  淳

「静謐のプロット」

 

 全展では数少ない人物をモチーフとする。カウチにもたれる若い女性を中心に、壁と窓だけという実に簡潔な構成が、いっそう静謐感を深めた。確かな描写力の女性は、何やら屈託をかかえているようだ。(中)