第41回主体展

佳作作家

 野辺田 紀子

「蔦 1」

 

 画面全体に柔らかな光が満ちている。

外からばかりでなく、画面の奥からも射している。

その光の中に投網を放ったように蔦が這う。

それはまるで行き渡る神経細胞のように。

あくまで優しく瑞々しく。   (中)