第59回一線美術会展

桶谷  律

「 塚廻り」

  埴輪をモティフに連作を続ける画家は、これまで幾多の古墳や博物館を訪ね歩いたことだろうか。その万感の思いが、重層する色調にこめられていよう。武人姿の土偶を大きく配して画面に力強さを与えた。