第75回記念一水会展
鈴木 順一
「潮 先」
陽を浴びて、雲も海も舟も赤く染まっている。凪いだ海面には小波があるだけで、点描による変容する彩調が美しい。沖へ舳先を向ける舟を燈台の立つ突堤が受けとめて、漁港は束の間の憩にある。(中)