第43回日展
塗師 祥一郎
「浅春山陽」
雪国新潟は十日町の郊外、春到来を思わせる明るい陽光が残雪を照らし、遠くの山並は霞み、空は明るみを増してきた。南面する谷あいの村落のたたずみ、木々の彩り、そして雪の陰翳の綾が季節感を示している。