第10回記念春季二紀展
奈須 豊
「女の記憶「孤高」」
長椅子に片膝を乗せ、腰を屈めた裸婦。気が螺旋となって渦を巻き、色帯が気層のように流れ、光と交叉する蔭りは深い。視覚は揺さぶりをかけられ、女と彼女をとりまく状況が深まりから立ち上がる…。