今獅々貴美子展
―刻 (水のある所)―


● 6月2日〜7日 
● 銀座シロタ画廊

 

 これまで無所属として個展主義を貫いてきた今獅々貴美子さんの久々の個展。東京藝大で小磯教室で学んだが、ふるさと徳島の原風景が核となてイメージをふくらませた世界が展開される。具象のままであったり、究極の心象、抽象の域に入ることもある。今回は、刻(水のある所)がテーマ。海・砂漠・里山の水からの表現した油彩20点。紹介作は、真っ赤に焼けたアフリカの砂漠に掘られた井戸。上空から心眼で捉えた水面が命を育む。視点の意外性が創る幻想的描写。 (松)