第27回清興展

評論家賞

加藤 正二郎

「道」

 枯れ大木の洞に人物がいるようにも見えるが。

これは道に佇む人、おそらく画家自身だろう。

可能な限り説明を省き簡潔にして寡黙でありたいとする思考、そのぶん重ねた絵肌が支え。

意志的かつ強固だ。