第68回美術文化展

 

村上 よ志子

「赤蜻蛉の詩」

 骨骸累々と埋もれた泥土は枯渇し

ピンクと白の腰骨は強い日差しに晒されている。

人類の終焉を暗示しているのだろうか。

人畜の犬猫も滅び、雲に形を宿すのみ。

短い一生を過ごす赤蜻蛉が命の儚さを歌う。