第84回春陽展

横山 孝子

「貝の記憶 III」

 昨年の作品もそうだったが、どこか子宮の漂い、羊水の記憶のおぼろげなさがたゆたっていそうな気配がある。

それは定かならぬ(変容の続けそうな)フォルムと、セピア系の色調にあるのか。

ユニークな感性だ。