第75回旺玄展

佳作賞

松田 のりこ

「或る記憶」

 一見現実の風景に佇む二人の女性像であるが、咲き乱れる向日葵も、地面に同化する朽ちた花も二人の女性も、それぞれがそれぞれの空間に棲み、一つの世界にはいない。山を侵食する青は記憶の象徴か。 (獏)