第83回新構造展

尾浦 廣行

「うどんづくり」

 

 煮えたぎる鍋にほぐしながらうどんを入れる、その作業の熱気が、色調と闊達な筆致から伝わってくる。手拭いを冠った集中する顔や逞しい腕と手が力強く、湯気に隠れる相方が良き脇役をつとめる構成だ。