第53回全展

全日本美術新聞社賞

青木  計

「10月の風」

 

 昨年の夏から今作は秋へ。季節のなかの女性像。赤いシャツ、長い髪の女性が爽涼の気を満腔に浴びる。地を這う薄の原、佇立する杉木立ち、かすむ山に差しかかる赤い木の葉。情景に女性が的確に嵌まっている。(中)