第33回彩曜


小柳 敏子

「雨 音」

 

 過去の展覧会では鮮やかな色彩の静物を描いているが、今展では一転グレーの色調でアンニュイな幻想的風景に転じた。柔らかく重ねられた色層。画面の半分を占める空間は微かに光を孕み、織込まれた雨が韻を奏でる。(松)