第54回全展

 

矢永  晶

「猿沢池のほとり(奈良)」

 

 秋の日の、静寂に満ちた穏やかなひと刻をとらえて、充ち足りている。興福寺の五重塔や池面に映る木々も含め、池のほとりの水平線とがゆるやかな緊張感をつくり、回路の斜面が変化を生んだ。(中)