第52回主体展

 

栗崎 進一

「麦秋『風の跡』」

 麦秋は陰暦4月、初夏の季語。眼路限りの麦畑を強風が吹き抜け、麦穂に渦巻き状の風跡を残す。その風跡に興趣を覚え、シリーズで描き続ける。はるか地平線に収劍されるムーヴマンにみる麦穂の表情。(中)