第47回主体展

 

栗崎 進一

「初夏の頃(麦)」

 眼路限り大地の果てまで麦穂が埋めつくし、風に穂を揺らせている。麦秋の壮観な眺めである。揺れる穂と見えたが、強風一過の痕跡か。一穂々々の精緻な描写と確かな大局観が壮大な景とした。