第33回新日美展

 

文部科学大臣賞

鈴木 忠義

「紫玲富士」100号

 

 初冬の晴れた一日、冠雪の富士山は青空を背にその雄姿を際立たせている。裾野は紅葉が照り映えて錦を織るごときだ。手前の海はおだやかに富士を映している。大ぶりな筆致がおおらかでゆったりと、自然の内なる生命を力強く描き出している。(中野)