第110回記念光風会展


寺坂 公雄


「杜の朝立つ霞」


 アトリエをかこむ山の森の朝に霞が立つ。白樺もある雑木林は、遠くなるほど霞が深まり、遠近感があいまいになる。その様子がふだんと違った興を呼ぶ。刻々と変わる自然に興を誘われ、日々新たに筆を執る。(中)