寺坂 公雄
「山路蒼風」
山麓のアトリエの周辺の散策を日課とする画家は、山が徐々に荒れていくことに心を痛める。そんな中、樹林の山道に育つ唐松の若木に出会う。空に向かって両手を広げるようなその姿に心をときめかせるのだ。