第81回美術文化展

 

阿久津 壽之

「天に舞う」

 

 Yの形そのものを抽象の基盤とし、それを発展造形へとつなげていく作者。今作においてはそれを横一列に整然と並べ、更に天地の境界を明瞭化させて浮遊感を導き出す。穏やかな色面の奥に潜む「願い」が感じ取れる。(篠原)