第46回大調和展

武者小路賞

山浦 栄治

「向山朝霧上る」

 新雪に轍の跡も鮮やかに横なぐりの朝日が射している。

中央を貫く道が真っ直ぐ山へ向かって伸び、家や電柱も一点消失法の規律正しいパースペクティヴをとる。

リンとした朝の気と正攻法描写が爽快。